網戸の補修・張り替え・取り付け、DIYでどこまでできる?

網戸の役割とは

虫や鳥、ノラ猫などの侵入を防ぎながら、お部屋に新鮮な風を取り入れること、それが網戸の大きな役割です。穴が開いた窓や網戸が取り付けてない窓だと、虫などが気になって快適に過ごせないですよね。

穴が開いた網戸の補修や全面的な張り替え、新規の網戸の取り付けはDIYできます。DIYの魅力は自分好みの網戸にできることと、業者にお願いするよりも安価ですのでお財布にやさしいことです!

必要な材料や道具や施工方法をご紹介しますので、ぜひ網戸をDIYする際に参考にされてください。

まずは網戸選び。条件に合った網戸はどれ?

網戸には様々な種類があります。材質はポリプロピレンやグラスファイバー、ステンレスなどがあり、色は黒やグレー、白、網目の大きさは極小から大き目なものまで、それぞれ用途に合わせて選ぶことができます。

各々の特色を理解し、ご自宅に合う網戸はどれなのか検討してみましょう。

材質を比較

・ポリプロピレン…日本の網戸の大半を占めている材質です。軽くて扱いやすく、安価なのでDIY向けですが、やや耐久性に欠けます。

・ポリエチレン…こちらも軽量でDIY向け。ポリプロピレンよりも強度と弾力性に長けているため、ネコが網戸で爪とぎをして困っている世帯におすすめです。

・グラスファイバー…強度・耐熱性・耐久性に優れています。たるみが少ないので張りやすく、張った後もほつれにくい材質です。

・ステンレス…非常に強度・耐久性が高く、一度張り替えると10年以上は張り替えずに済みます。ペットによる被害が一番少ない材質ですが、その分高価なのがネックです。

色を比較

・黒…部屋の中から外の景色をきれいに見ることができます。しかし、外からも部屋の中がきれいに見えるため、外部からの視線が気になる方にはおすすめできません

・グレー…部屋の中から外を見ると白っぽく見え、外からも部屋の中が白っぽく見えます。双方ともに全く見えないわけでも、きれいに見えるわけでもないのが特徴です。

・内側が黒×外側がグレー…部屋の中から外の景色はきれいに見えますが、外からは部屋の中が見えにくい構造です。張り替えの際に逆に張らないよう、注意が必要です。

・柄が入ったもの…レースのカーテンのように、部屋の中からも外からも、双方から見えにくい構造になっています。

網目の大きさを比較

・18メッシュ…1マスの大きさが約1.15mm角。一般的な網戸は、この大きさの網目になります。
・20メッシュ…約1.03mm角。
・24メッシュ…約0.84mm角。
・30メッシュ…役0.67mm角。

網目が大きいほど虫が入りやすくなりますが、逆に小さくなると埃がたまりやすくなり、風通しも悪くなりますので小まめな清掃が必要になります。

玄関や窓への施工…賃貸物件でもDIY可能?

借家やアパート、団地などの賃貸物件の場合、新規で網戸を取り付ける場合はどこまで手を加えていいものか悩みますよね。

多くの場合、「大規模工事にならないのならば可」だそうですが、どこからが大規模工事になるのかは管理者(不動産業、公団の事務局など)の基準で決められますので、一概に「ここまで!」とはいえないのが現状です。

壁や床に傷をつけても大丈夫か、穴をあけても大丈夫かなど、詳しくは管理者までお尋ねされてください。

知ってる人は得をする!網戸の簡単キット

網戸をdiyする際、施工法によっては専門的な工具や材料を揃える必要があります。ひとつひとつの工具や材料を買い揃えていっても良いのですが、キットを購入すると一度にいろいろなものが揃えられてとても便利。

工具のみのキットや、材料のみのキット、材料と工具のキットなど必要に応じて選ぶことができますので、施工に入る前にホームセンター、あるいはネットショップなどを覗いてみてはいかがですか?

100均グッズで補修可能?小さな穴のふさぎ方

見た目には小さな穴。しかし、虫にとっては余裕で通ることができる大きな穴です。穴が開いたままだと夏は蚊の侵入が、夜は夜行虫の侵入が気になりますよね。かといって全部張り替えるとなると、手間もお金もかかってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、シールタイプの網戸。用意するのは穴の大きさに合わせたシールとハサミのみ。大きさに合わせてシールをカットし、開いた穴に貼るだけですので、誰でも簡単に穴をふさぐことができます。

意外と簡単!網戸の張替え

網戸の張り替えは意外と簡単で、女性1人でも手軽に行うことができます。材料を揃える前に、縦と横のサイズをミリ単位まで計測しておきましょう。

<材料>
・網戸の張り替え用ネット

<工具>
・大き目のクリップ(洗濯ばさみ代用可)
・ローラー
・網戸用のゴム
・カッター
・ハサミ

<施工法>

1.まず、古い網戸を取り外します。網戸の周りを1周している網戸用ゴムを溝から外せば、簡単に取り外すことができます。取り外した後は、溝の掃除をしておきましょう。

2.張り替え用の新しい網戸をサッシの上に置き、網戸の枠から10~15cmほど外側でカットします。カットした網戸とサッシを一緒にクリップで固定します。

3.先ほど古いゴムが入っていた溝に新しい網戸用ゴムを取り付けます。網戸の上にゴムを置き、ローラーで押し込みながら一周させます。

4.ゴムからはみ出た網戸をカットすれば出来上がりです。

玄関にも窓にも!マジックテープ式網戸とは

「簡単に網戸を取り付けたい!」という方におすすめなのが、マジックテープ式の網戸。工具を使わないので賃貸でも安心ですし、お好きな場所に施工可能です!

<材料>
・マジックテープ(幅2~3cm、長さ10cmのものを数本)
・網戸の張り替え用ネット(枠の大きさに合わせて)
・強力な両面テープ、もしくは強力なボンド

<工具>
・ハサミ

<施工法>

1.網戸を貼りたい箇所の枠の大きさに合わせて網戸をカットします。

2.両面テープ(またはボンド)で、玄関・小窓の上部にマジックテープの凹凸が激しい方を数本貼ります。右端、左端、中に2~3本くらいが目安です。同じように下部、右側面部、左側面部にもマジックテープを張ります。

3.張り替え用の網戸にはマジックテープのソフトな方を貼っていきます。この時、玄関・小窓に貼ったマジックテープとうまくかみ合うよう、位置を考えながら貼っていきます。

4.すべてのマジックテープを貼り終えたら出来上がりです。必要に応じて網戸を取り外すことができますよ。

キットを使えば、もっと簡単!

マジックテープで固定する網戸キットを購入すれば、もっと簡単に施工することができます。網戸のサイズやデザイン、色も豊富ですので、お好みに合わせて選ぶことができますよ。

マジックテープ式と同じように簡単なのがマグネット式の網戸です。マグネットで網戸を固定するタイプですので、必要に応じて取り外しすることができます。

玄関の引き戸専用網戸があるって本当?

本当です!玄関の引き戸レールに網戸専用のレールを取り付け、引き戸式網戸を取り付けることができます。段差が少ないのでつまづきにくく、見た目もきれい!

全てキットで届きますので、材料を揃える手間もかかりません。既存の玄関が引き戸のお宅には絶対におすすめしたい網戸です。

レールが無い場所にも設置可能!組み立て式網戸とは

レールが無い場所でも本格的な網戸を取り付けることができる組み立て式網戸。幅広いサイズにフィットできるよう、幅や長さが調整可能なのも嬉しいですよね。

アコーディオン式やスクリーン式、カーテン式やスライド式など様々な種類がありますので、雰囲気に合わせて購入することが可能です。

アンティークな魅力!木枠網戸の作り方

ジックテープ式も組み立て式も悪くないけど、やっぱりオシャレな網戸を作りたい!そんな方におすすめなのが木枠の網戸。窓の大きさに合わせて自作することができますよ!

ここでは一番簡単にできる固定式の木枠網戸の作り方をご紹介します。木材を購入する前に、網戸を取り付けたい窓のサイズを正確に測定しておきましょう。長さだけでなく、厚みをどのくらいにするかも考えておいてくださいね。

<材料>
・窓のサイズに合う木材…縦2本、横2本
・塗装剤
・防腐剤
・網戸 張り替え用ネット
・隙間ふさぎテープ(スポンジ式)

<工具>
・電動ノコギリ(普通のノコギリでも可)
・タッカー
・ハケ

<施工法>

1.まず、木材を必要な長さに切り揃えましょう。販売店によっては木材を切断してくれるサービスを行ってます。

2.縦と横の木材をタッカーでつなぎ合わせ、網戸の枠を作ります。

3.ハケを使い、お好きな色に塗装しましょう!塗料が乾いたら防腐剤も塗っておきましょう。

4.網戸を枠の上に置き、タッカーで止めていきます。

5.枠からはみ出た網戸をカットします。

6.枠の周りに隙間ふさぎテープを貼ります。

7.窓にはめ込んだら出来上がりです!

必要に応じて縦横の木材を増やしたり、タッカーをビスに変えたり、レールと戸車を取り付けて可動式にしたり…アレンジは無限大ですよ!

まとめ

網戸にも様々な種類があり、様々なDIYの方法があります。ここで紹介したのはほんの一部であり、ホームセンターなどにはまだまだたくさんのDIY用品が販売されているんですよ。

ご不明な点があったらお店のスタッフさんにどんどんお尋ねして、自分だけの素敵なオリジナル網戸を完成させてくださいね!

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